みちのく国際ミステリー映画祭’97
Michinoku International Mystery Film Festival '97

●はじめに
 かつては庶民の娯楽として栄えた映画も、現在はなかなか厳しい状況に置かれている。多種多様の娯楽が世の中に広まり、より趣味性の強い生活が広まった中、映画の未来とはどのようなものになっていくのだろう。テレビやビデオと連動したり、限られた時間・予算の中で作り上げなければならないという制約を受け、以前のような構想○○年の超大作というものがなかなか作り得なくなっているのではないか。
 しかし、そんな時代の中でも自主映画的に作り続けている人や、未来に向けて実験を重ねている人達もいる。また、見る人の側にたってみても、相変わらず映画を愛している人たちも多くおり、ここでも挑戦を続けている人たちがいる。
 地元岩手県でも、「宮古映画生協」の発足や「北上シネパラダイス」の地道な活動、そして「みちのく国際ミステリー映画祭」の開催など、挑戦を続けている人たちがいる。
●みちのく国際ミステリー映画祭について
 以前から映画を愛する人々の中に、盛岡で映画祭を開こうという動きがあった。ここ数年「みちのく国際ミステリー映画祭推進市民会議」や様々な映画愛好家達などが中心となって、「盛岡に、国際的文化イベント映画祭を!」を合い言葉に地道な活動を行った結果、盛岡市や新聞・テレビほかの様々なメディア、産業経済や市民団体などの各種団体、そして映画関係者や各映画館主の方々ほかの協力で、今年1月8日、とうとう「みちのく国際ミステリー映画祭’97」実行委員会が設立された。
 映画祭に関する情報がまだ手元にないので詳しい内容はわからないけれど、今年6月12日(木)から15日(日)までの4日間、盛岡の映画館通りを中心にして行われるとのことだ。
 「あきた十文字映画祭」や「夕張国際冒険映画祭」などのように地元をあげて盛り上がるようなイベント、未来に継続していく映画祭になることを期待したい。
 なお、「みちのく国際ミステリー映画祭’97」に関する詳しい情報、問い合わせに関しては、下記の映画祭事務局にどうぞ。

★「みちのく国際ミステリー映画祭’97」事務局
(事務局の活動は終了しました)
「ボランティア志願の方、映画好きの方、差し入れしてあげるよ!という方など、大歓迎です。どうぞお気軽においでください。」とのこと。また、市民会議の方でも4月からの新年度会員の申し込みを受け付け中とのことで、年会費1,000円で会報が送られてくるそうです。そして、「市民会議のメンバーでいると、きっと良いことがありますよ。」というメッセージもありました。(良いことって、なんでしょうね?)連絡先は映画祭事務局までだそうです。

●映画祭ってなんだ?[番外編](MIMFF推進市民会議会報1997Vol.13より抜粋)
「みちのく国際ミステリー映画祭」とは何か?
 映画祭会場は、盛岡市のメインストリート<中央通り>及び市内有数の商店街<大通り>と交差する<映画館通り>です。通りの各所には、見上げるくらいの大きさで映画スターの全身を描いた昔懐かしいペンキ画の看板を設置。昼は呼び込みをするチンドン屋さんが練り歩き、夜は”映画祭”の文字を染め抜いた何百もの提灯があたりを照れします....。映画館が軒を連ねる通りが、”祭り”の活気で賑わう。そんな光景を今から想像しては楽しんでいます。
 また、開会式と閉会式は<映画館通り>からほど近い教育会館大ホール(約700席)で行います。アマチュア作品の上映は大通り商店街組合の会館リリオです。映画祭は6月12日(木)から15日(日)までの4日間。会期中、晴れ装束をまとった馬の大パレード”チャグチャグ馬コ”もありますので、岩手ならではの初夏の風物詩を堪能いただけるでしょう。そして映画を観た後は、毎夜開かれるシネマ・パーティーにご参加ください。さて、肝心の上映作品とゲストについては、次号で具体名を挙げて紹介できると思います。(道又力)
●最後に
「みちのく国際ミステリー映画祭」に関してのページは、新しい情報が入り次第更新していきたいと思っております。
今後もおつきあいよろしくお願いします。


(1997.3.20更新)