「みちのく国際ミステリー映画祭'97in盛岡」情報 Part15
オフシアター・フェスティバル
下の文はリーフよりの抜粋です。読んでみるとなかなか面白そうな作品がいっぱい。全部見てみたい感じですね。
欧米の映画館では、新人に発表の場を与えるため、本編の前に自主映画を上映する習慣があるそうだ。そこで、みちのく国際ミステリー映画祭でも、その”場”を設定してみた。テーマは3つ。ミステリー色の強い作品を集めた「ミステリー・インデペンデンス」、第一線で活躍する監督のアマ時代の作品を集めた「現役監督のアマチュア・エイジ」、そして、新鮮な感覚に溢れた女性監督の作品を集めた「ウイメンズ・ニューウェーブ」。もしかすると映画祭のメインで上映する劇場映画よりずっと面白いかも知れない、と思いきって言ってしまおう。確かに、これだけ粒の揃った自主映画が一堂に会する機会は、ちょっと無い。
| 現役監督のアマチュア・エイジ | |
| メタルブルー 監督/野火明('60生) 1991年/16ミリ/カラー/3分 真夜中、男は街に出る。そこは光と暴力の世界。写真の長時間露光を映画で再現した野心作.BJシネマ大好き映像大賞準グランプリ、伊丹映画祭グリーンリボン賞。 |
ダイアモンドの月 監督/野火明('60生) 1991年/ビデオ/モノクロ/16分 自由奔放に生きる女と大道芸人の出会いと別れ。ツイ・ハークが絶賛し、プロ・デビューへの道が開かれた。BJシネマ大好き映像大賞グランプリ、ゆうばり映画祭オフシアター部門グランプリ。 |
| 100%女の子 監督/山川直人('57生) 1983年/16ミリ/カラー/12分 互いに一目で魅せられた少年と少女が、話しかける術もなく別れ別れに。スチール写真を巧みに構成した画面と流麗な語りで村上春樹の原作を映画化。少女役は室井滋。ぴあフィルムフェスティバル入賞。 |
暗くなるまで待てない! 監督/大森一樹('52生) 1974年/16ミリ/パートカラー/70分 自主映画黎明期に独自の軽いセンスで衝撃を巻き起こした作品。映画は暗くなってから始まる。でも、僕らは暗くなるまで待てない!大森一樹は自主映画作家からメジャーへの道を歩んだ草分け的存在。 |
| ORANGING'97 監督/今関あきよし('59生) 1979年/8ミリ/カラー/25分 少女の微妙な心理を捉えるのが得意な今関監督による元祖”少女映画”。ヒロインが浮き輪一つでアメリカを目指す幕切れが爽やかな感動を呼ぶ。ぴあフィルムフェスティバル入選。 |
灼熱のドッジボール 監督/古厩智之('68生) 1992年/16ミリ/カラー/15分 ある女子高生が転校していく。列車の時刻まで40分。友人と最後のドッジボールが始まった。放課後ののんびりとした時間と発車時刻が迫る緊迫感が交錯する。ぴあフィルムフェスティバル・グランプリ。 |
| SHUFFLE シャッフル 監督/石井聡瓦('57生) 1981年/16ミリ/モノクロ/35分 銃を握ったモヒカン男がアパートを飛び出し走り始める。部屋には愛人の死体。女を薬漬けにしたヤクザを殺すのだ。やがて刑事が男を追ってきた。全編疾走につぐ疾走の連続。原作は大友克洋の「RUN」。 |
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| ウイメンズ・ニューウェーブ | |
| 佐藤嗣麻子短編集 監督/佐藤嗣麻子('64生) 1985〜89年/カラー/20分 佐藤監督の全短編を一挙上映。特に、ロンドンの映画学校で作った「Suzy&Lucy」は完成度が高く、ジュリアン・サンズ主演映画「ヴァージニア」の監督に抜擢されるキッカケとなる。 |
0×0(ゼロカケルコトノゼロ) 監督/風間志織('66生) 1983年/8ミリ/カラー/22分 街に出た少女のいつもと違う一日。街角の出会い全てがドラマだ。ゴダールに触発された女子高生によるアバンギャルドな少女映画。ぴあフィルムフェスティバル入選作品。 |
| 水の中刺す魚の気 監督/浅野優子('59生) 1985年/8ミリ/カラー/6分 気の遠くなるような手間をかけて作り出した、めくるめく万華鏡の世界。動きの変化、色彩の美しさに女性らしい繊細さとセンスが光るアニメ。ぴあフィルムフェスティバル入選。 |
ヒトチガイ 監督/安田真奈 1994年/8ミリ/カラー/15分 暑い夏の午後。道で出会った女から「ゆきちゃん」と呼びかけられる私。だが、女にも「ゆきちゃん」という名前にも全く覚えがない。ひろしま映像展演技賞、キリン・コンテンポラリーアワード奨励賞。 |
| ミステリー・インデペンデンス | |
| Sph(エスフィ) 監督/手塚眞('61生) 1983年/16ミリ/カラー/65分 大都会に住む妖精たちが人間をたぶらかすモダンな幻想丹譚。彼らが引き起こす不思議な精霊現象、それが”エスフィ”だ。自主映画界で語り継がれてきた幻の名作、ついに登場。 |
HIGH SCHOOL TERROR 監督/手塚眞('61生) 1979年/8ミリ/カラー/6分 誰もが感じたことのある夜の学校の不気味さを、小道具を巧みに使ってホラー映画に仕立てたアイデアが秀逸。ラストのどんでん返しまで息をつかせない。ぴあフィルムフェスティバル入選。 |
| 中尾真司探検隊2 監督/河田秀二 1992年/8ミリ/カラー/16分 幻のバルカン星人の卵を追い求める中尾探検隊。だが、その前にライバルの川口探検隊が立ちはだかる。伊丹映画祭グリーンリボン賞、広島映像展グランプリ、月刊GUNビデオコンテスト撮影賞。 |
巻き貝の扇 監督/山田勇男('52生) 1983年/16ミリ/カラー/12分 巻き貝は悠久の時を刻んだ小宇宙。その空洞に秘められた時の流れをイメージ化。荒野を旅する男の鞄から出てきた一本の縄が人々を呑み込む場面を始め、誰も見た事のない悪夢のような映像が連続。 |
| トワイライツ 監督/天野天街('60生) 1994年/16ミリ/カラー/30分 人間の死をテーマにノスタルジックな映像が展開。公共事業体の愛知芸術文化センターが独自の企画で製作。オーバーハウゼン国際短編映画祭グランプリ、メルボルン国際映画祭短編部門グランプリ。 |
口紅 監督/藤井純一('60生) 1995年/16ミリ/カラー/65分 地方都市で平和な家庭をいとなむ女、洋子。ある日、玄関で見慣れぬ口紅を拾った時から、見えざる罠の中に落ちていく。盛岡にオールロケした異色ミステリー。秋田十文字映画祭招待作品。 |
| strange hige(ストレンジ・ハイ) 監督/水戸ひねき('69生) 1993年/8ミリ/カラー/60分 陰気な同級生荒井から、してもいない約束を破ったと責められる気弱な大学生安藤。奇妙な登場人物たちが繰り広げる愛のコメディー・ホラー。ぴあフィルムフェスティバル・グランプリ。 |
死ねない!惑星大作戦 予告編 製作/Neo-Keio-hi-Film ビデオ/カラー/2分 宇宙...それは冒険に満ちたとんでもない世界。スタートレック・ファンを狂喜させた超C級スペースオペラの傑作予告編.VTR合成と手づくりの楽しさがドッキング。 |
| 脳の休日 監督/水戸ひねき('69生) 1995年/16ミリ/カラー/20分 ゴミ捨て場で拾ったテレビを運んでいた男が階段から転落。男の意識は故郷へと飛ぶ。が、辿り着いたのは現在の故郷ではなく過去の故郷だった。ゆうばり映画祭オフシアター部門グランプリ。 |
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(1997.5.18)