「みちのく国際ミステリー映画祭'97in盛岡」情報 Part17

映画祭上映作品紹介!
 

new・・・新作
Fan・・・ファン選出作品
ETC・・・その他
JPN・・・邦画
Foreign・・・洋画
Prize Winners・・・賞をとった作品
Rookie・・・新人監督奨励賞ノミネート作品
薄れゆく記憶の中でNewJPN
国内招待作品
監督、脚本/篠田和幸
出演/堀真樹、菊池麻衣子ほか
1992年/ヘラルドエース、日本ヘラルド
6月13日(金) 16:30〜 ピカデリー
篠田和幸監督が舞台挨拶
 
和彦は長良川を眺めながら、今も忘れられない出来事を思い出していた。高校時代、同じ部の香織とつきあいはじめた和彦は、彼女の表情のかげりを不思議に思っていた。が、思いがけないきっかけで香織の秘密を知る和彦。そこから2人の関係は、大きく変わっていく...。
時をかける少女’97年版 NewJPN
国内招待作品
監督/角川春樹
出演/中本奈奈、中村俊介ほか
1997年/「時をかける少女」上映委員会
6月14日(土) 19:00〜 東映
中本奈奈、中村俊介が舞台挨拶
 
1983年、原田知世主演、大林宣彦監督で一大ブームを巻き起こした前作を、角川春樹自らがリメークした作品。なお、前作のヒロイン原田知世も出演している。
ドリーム・スタジアム NewJPN
国内招待作品
監督/大森一樹
出演/萩原聖人、牧瀬里穂ほか
1997年/東映
6月12日(木) 17:00〜 東映
主演の牧瀬里穂、大森一樹監督が舞台挨拶
ピエタ NewJPN
国内招待作品
監督/北川篤也
出演/大沢樹生、諸江みなこほか
1997年/日活
6月14日(土) 17:00〜 東映
主演大沢樹生、北川篤也監督が舞台挨拶
 
日本の犯罪史に残る三億円強奪事件をベースにした「おとぎ話」。1968年に起こったこの事件、かりに、犯人が現代に現れたら...? という奇抜な発想から生まれたストーリー展開は、事件そのものの空想性を生かしきった異色作。大沢樹生の熱演も、みもの。
傷だらけの天使 NewJPN
国内招待作品
監督/坂本順治
出演/豊川悦司、真木蔵人、原田知世、みちのくプロレスほか
1997年/松竹、松竹富士
6月14日(土) 15:00〜 東映
ザ・グレート・サスケが舞台挨拶
 
私立探偵の満(豊川)と、弟分の久(真木)のチンピラコンビが、ヤクザの子供・蛍を青森まで送り届ける。途中、ヤク中の父親など、さまざまな人との出会いが、彼らの人生にたくさんのことを投げかける...。みちのくプロレスのザ・グレート・サスケも登場。大がかりな青森ロケもみどころ。
ロスト・ハイウェイ Newforeign
海外招待作品
監督/デヴィッド・リンチ
出演/ビル・プルマン、パトリシア・アークウェットほか
1997年/アメリカ(松竹富士)
6月12日(木) 19:00〜 ピカデリー
 
サキソフォン奏者フレッド(B・プルマン)の自宅のベルが鳴った。声の訪問者は「ディック・ロラントは死んだ」と告げ立ち去った。しかしフレッドはその名前に心当たりはない。そしてある朝、フレッドの妻レネエ(P・アークエット)は玄関でメッセージのない封筒を見つける。なかには1本のビデオが...。「ツイン・ピークス」以来、実に5年ぶりとなるリンチ監督の待望の新作。
真夏の出来事 NewForeign
海外招待作品
監督/ジム・ウィルソン
出演/ハーベイ・カイテル、キャメル・ディアスほか
1997年/アメリカ(シネセゾン)
6月15日(日) 10:00〜 ピカデリー
 
エリート判事ジョージ(H・カイテル)とその美しい新妻ナタリー(C・ディアス)は、バカンスを過ごしに幼なじみのランスが管理する小島へやってきた。そこに現れたナタリーの昔の恋人ケント(B・ゼイン)。言い寄るケントをかわしたのもつかの間、なんと翌朝ケントは死んでいた! キャリアに傷がつくことを怖れ、死体を処分したジョージ。しかし殺人犯人は...?誰もがお互いを疑い始め、物語は思いがけないラストを迎える。
永遠なる帝国 ETCForegin
海外招待作品
監督/パク・ジョンウォン
出演/アン・ソンギ、キム・ションゴンほか
1995年/韓国(オフィス・サンマルサン、アジア映画社)
6月14日(土) 14:00〜 ピカデリー
主演の安聖基が舞台挨拶
 
パク監督が3年の歳月をかけて完成させた最新歴史ミステリー。
西暦1800年のある早朝。朝鮮王宮の王立図書館で変死体が発見される。この小さな事件が、続く24時間の間に、王朝を揺り動かす大事件に発展していく。
完璧な映像美と一点無駄のない緊密な構成で魅せ、韓国内の映画賞を独占した傑作。
SET IT OFF(セット・イット・オフ) Prize Winners
コニャック・ミステリー映画祭’97審査員特別賞受賞作品
監督/ゲイリー・グレー
出演/ジェイダ・ビンケット、クイーン・ラティーファほか
1996年/アメリカギャガコミュニケーション
6月12日(木) 16:00〜 岩手教育会館
6月15日(日) 10:00〜 中劇
 
強盗の共犯と疑われ、銀行をクビになったフランキー(V・フォックス)。人生に絶望した彼女は、同じ境遇の3人の仲間と銀行強盗を計画し、まんまと成功。しかし運命の歯車は次第に狂い始め...。97年度コニャック映画祭審査員特別賞を受賞したブラック・ムービー。
恐怖分子(Terrorizers) Prize Winners
海外招待作品
監督/E・ヤン
出演/リー・リーチュン、コラ・ミャオほか
1986年/台湾・香港ビターズエンド
6月15日(日) 10:00〜 フォーラム1
 
一見、何の接点もない3つの人間関係が、1本の電話をきっかけに交錯し、やがて悪夢のような悲劇を巻き起こす。恐怖を切り口に展開するアジアン・ヌーヴェルバーグ。88年度ペサロ国際映画祭最優秀監督賞受賞作。
赤道の花 Prize Winners
海外招待作品
監督/ペ・チャンホ
出演/アン・ソンギ、チャン・シヒほか
1986年/韓国エースピクチャーズ
6月14日(土) 10:00〜 フォーラム1
上映後に安聖基氏が挨拶
 
内向的な青年がひとめぼれした美しい女性ソヨン。彼女はある会社社長の愛人で、不幸な境遇にあった。青年はミスターMと名乗り、彼女を救おうとするが...。80年代の韓国映画ニューウエーブの一翼を担った作品。アジア太平洋映画祭受賞。
シークレット・ワルツ Rookie
新人監督奨励賞ノミネート作品
監督/野火明
出演/伊藤充則、石堂夏央ほか
1996年/ポニーキャニオン
6月13日(金) 14:00〜 ピカデリー
野火明監督が舞台挨拶
 
野火明監督の劇場デビュー作。犯罪世界に巻き込まれていく姉弟の彷徨する魂の様を描いたドラマ。全編が叙情的なクラシックの調べで包み込まれ、激しい描写もある新感覚のドラマ。
弾丸ランナー Rookie
新人監督奨励賞ノミネート作品
監督/サブ
出演/サブ、田中トモロヲほか
1996年/日活
6月14日(土) 12:00〜 ピカデリー
監督・主演のサブが舞台挨拶
 
3人の男がひたすら走り続ける姿を描いた異色アクション。俳優としても活躍するサブの監督デビュー作。ふとした弾みから追いつ追われつとなった3人の男。延々と走り続けるうちに快感を覚え...。
CAB Rookie
新人監督奨励賞ノミネート作品
監督/村橋明郎
出演/陣内孝則、小沢美貴ほか
1996年/日活
6月13日(金) 12:00〜 ピカデリー
 
真面目なタクシードライバーが狂気の殺人鬼へと化す様を描いたドラマ。テレビ・ドラマで活躍する村橋明郎の劇場デビュー作。気弱な主人公が銃を手にしたことで偽りの強気を手に入れていく様が念入りに描かれている。
Focus Rookie
新人監督奨励賞ノミネート作品
監督/井坂聡
出演/浅野忠信、海野けい子ほか
1996年/エースピクチャーズ、シネセゾン
6月13日(金) 11:30〜 ピカデリー
 
無線傍受マニアがテレビ番組の取材を受けていた時、拳銃受け渡しの電話を傍聴してしまう。メディアの過熱取材が事件を誘発し、さらに主人公は不合理に呑み込まれて...。
女優霊 Rookie
新人監督奨励賞ノミネート作品
監督/中田秀夫
出演/柳ユーレイ、白島靖代、李丹ほか
1996年/ビターエンド
6月14日(土) 10:30〜 ピカデリー
中田秀夫監督、李丹が舞台挨拶
 
撮影所内で起こる奇怪な出来事を描いた本格ホラー作品。中田秀夫の劇場用初監督作品。フィルムに写った女の影、突然の女の声、謎の転落死...撮影所内の描写を丁寧に積み重ね恐怖感を醸し出した傑作。
砂の器 FanJPN
ファン選出邦画第1位
監督/野村芳太郎
出演/加藤剛、島田陽子ほか
1974年/松竹
6月13日(金) 18:30〜 東宝
島田陽子が舞台挨拶
 
迷宮入りかと思われた殺人事件を追う2人の刑事の執念と、暗い過去を背負うために殺人を犯す犯人の宿命。松本清張原作の社会はサスペンスの傑作。
天国と地獄 FanJPN
ファン選出邦画
監督/黒沢明
出演/三船敏郎、仲代達矢ほか
1974年/東宝
6月12日(木) 18:30〜 東宝
 
我が子と間違えられ誘拐された使用人の息子を救うべく、全財産を投じる会社社長。浮かび上がった犯人の動機とは...。鬼才・黒沢明のサスペンス作品。
サイコ FanForeign
ファン選出洋画第1位
監督/アルフレッド・ヒッチコック
出演/アンソニー・パーキンス、ジャネット・リーほか
1960年/アメリカ
6月12日(木) 19:00〜 中劇
 
恋人のために4万ドルの金を横領した女が、投宿したモーテルで遭遇する悪夢のような事件...。異常心理をテーマにしたヒッチコックの名作スリラー。
情婦 FanForegin
ファン選出洋画
監督/ビリー・ワイルダー
出演/チャールズ・ロートン、マルレーネ・ディートリッヒほか
1958年/アメリカ
6月13日(金) 10:00〜 中劇
 
殺人事件の容疑者の男(T・パワー)と検察側の証人として立つ妻(M・ディートリッヒ)。裁判は2転3転し意外な結末を迎える。アガサ・クリスティの短編小説「検察側の証人」の映画化。
太陽がいっぱい FanForegin
ファン選出洋画
監督/ルネ・クレマン
出演/アラン・ドロン、モーリス・ロネほか
1960年/フランス
6月14日(土) 10:00〜 中劇
 
裕福な友人を殺し、彼になりすました青年トム(A・ドロン)。金と女を手に入れた男の行く末は...。強烈な太陽の輝きと、若きドロンの美貌のコントラストが秀逸。
野獣の青春 ETC
招待監督代表作品
監督/鈴木清順
出演/宍戸錠、渡辺美佐子ほか
1963年/日活
6月13日(金) 16:00〜 東映
鈴木清順監督が舞台挨拶
 
原作は大藪春彦の「人狩り」で、モノクロ画面に花だけが赤く色づいている冒頭のシーンは、つとに有名。殺人犯を追う元刑事を主人公に、息もつかせぬ展開。清順美学の結晶。
眠る男 ETC
招待プロデューサー作品
監督/小栗康平 プロデューサー/藤倉博
出演/アン・ソンギ、役所広司ほか
1996年/SPACE
6月14日(土) 13:30〜 岩手教育会館
安聖基氏が舞台挨拶
 
意識不明のまま眠り続ける男・拓次。その友人である上村、山奥に住む老夫婦、スナックで働くティアなど、拓次をめぐる人間たちの静謐な物語。群馬県が製作した、話題の作品。
EAST MEETS WEST/インターナショナル版 ETC
招待監督代表作品
監督/岡本喜八
出演/真田広之、竹中直人ほか
1995年/松竹
6月13日(金) 13:00〜 東映
岡本喜八監督、神山繁氏舞台挨拶
 
1860年のアメリカ西部を舞台に、幕府から派遣された日米修好使節団と、日本開国を阻止する刺客が入り乱れての、痛快なアクションコメディ。
エコエコアザラク ETC
招待監督代表作品
監督/佐藤嗣麻子
出演/吉野公佳、菅野美穂ほか
1995年/ギャガ・コミュニケーションズ
6月13日(金) 18:30〜 フォーラム1
佐藤嗣麻子監督が舞台挨拶
 
大人気を博した、同名のマンガがスクリーンに。強大な力をもった黒魔術師・黒井ミサと、永遠の命を得るために人間を血祭りにあげていく魔術師の、壮絶な戦いを描くパート1。「ヴァージニア」でデビューした佐藤嗣麻子の監督第2作。
エコエコアザラクU ETC
招待監督代表作品
監督/佐藤嗣麻子
出演/吉野公佳、白鳥智恵子ほか
1995年/ギャガ・コミュニケーションズ
6月13日(金) 20:15〜 フォーラム1
佐藤嗣麻子監督が舞台挨拶
 
大人気を博した、同名のマンガがスクリーンに。強大な力をもった黒魔術師・黒井ミサの肉体を乗っ取ろうとするミイラとの戦いを描くパート2。「ヴァージニア」でデビューした佐藤嗣麻子の監督第2作。
渇きの街 ETC
招待ゲストオマージュ作品
監督/榎戸耕史 原作/北方謙三
出演/袴田吉彦、黒谷友香ほか
1996年/ケイエスエス
6月14日(土) 18:30〜 中劇
原作の北方謙三氏舞台挨拶
 
友人の復讐のため人を殺した夜、高志(袴田)は室田という男に出会う。彼は高志に、人を脅かして金を取るという仕事を与える。しかし、彼の心は暴力でも満たされず、孤独はつのるだけ。そんなときマキ(黒谷)と出会い...。北方謙三の原作を鮮明に描く。
冒険者たち ETC
招待ゲストオマージュ作品
監督/ロベール・アンリコ 原作/ジョゼ・ジョヴァンニ
出演/アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラほか
1967年/フランス(CIS)
6月14日(土) 16:30〜 ピカデリー
原作のジョゼ・ジョヴァンニ氏が舞台挨拶
 
パリで出会った2人の男と1人の女。それぞれに挫折を味わった彼らは、コンゴ沖に沈む飛行機と財宝の話を耳にし、宝探しに向かうが...。あの「グラン・ブルー」の原点ともいえそうな名作。
沖縄怪談逆吊り幽霊・支那怪談死棺破り ETC
高橋克彦推薦作品
監督/小林悟
出演/香取環、扇町京子ほか
1961年/大蔵映画
6月12日(木) 21:00〜 フォーラム1
 
沖縄・首里地方に残る伝説を題材に、女の執念の恐ろしさを描く「逆吊り幽霊」。その劇中劇として、中国でも有名な怪談「死棺破り」が挿入されている。高橋克彦推薦の恐怖映画。

(1997.6.9)